2021年8月24日(火)、和歌山県和歌山市下津港に漂着した鯨体が発見され、和歌山県 県土整備部 和歌山下津港湾事務所に報告があった。
同日に和歌山県農林水産部水産局資源管理課からの依頼により、寄鯨調査事業として調査を実施することとなった。 28日(土)、下記の調査団が現地に赴き、和歌山県和歌山市北港沖第1号岸壁にて、調査を実施した。 調査終了後、付近に埋設処分とした(後日、和歌山県太地町立くじら博物館が、骨格等の標本を採集予定)。
日本鯨類研究所 田村
和歌山県太地町立くじら博物館 稲森・中江・平松・坂口
*他に、調査・採集希望書を提出の上、和歌山県立自然史博物館が見学
鯨種名 ニタリクジラ (形態学的、DNA鑑定により確定)
体長 11.05メートル
性別 雄
・表皮
*他に、調査・採集希望書を提出の上、和歌山県太地町立くじら博物館が、骨格等の標本を採集した。
写真1. 8月24日 係留時状況(和歌山下津港湾事務所より提供)
写真2. 8月28日 和歌山県和歌山市下津港での調査、埋設
本件に関する問い合わせは、 (一財)日本鯨類研究所 田村(090-3216-4594;[email protected]) または、(一社)日本水族館協会 挟間(080-8831-4010)まで